2017年11月19日日曜日

vol.2掲載のイラスト、ちょこっとお見せします。

ゆめみるけんり vol.2の編集作業が、いよいよ佳境に入ってまいりました。
日々の仕事や生活のあいまにちょこちょこ作業しているものですから、カメの歩みのスピード感で進んでいます。年明けごろには世に出したいなあ、なんて考えているところです。

そんなわけで今回は、vol.2の中に盛り込んだイラストの一部をちょこっとお見せしますね。

一つ目は、ゆめみるけんりのエンブレムです。

ギリシア語で「詩」を意味するΠοίηση(ポイエーセー)という言葉を戴いた桂冠詩人は、微笑みながらすやすや眠っています。


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二つ目は、vol.2の目玉特集「わたしと、はたらくこと」の章扉です。
オフィスでパソコンに向かう女性が、ぼんやり窓の外を眺めています。どうやら高層ビルの一室のようですね。

クライスラー・ビルのような建物が見えます。舞台はニューヨークでしょうか。下の道路からは、黄色いタクシーたちのクラクションが聞えてきます。

彼女はジャーナリスト?それともファッション関係?はたまた、金融業界のキャリアウーマンかしら。そんな想像が連想させる慌ただしさとは裏腹に、彼女はぼーっと、どこかを見つめています。視線の先に、あなたは、何を見ますか。



(文責:Copal Ildeaux)

2017年11月18日土曜日

【イベント情報】12月3日「みなとの世界文学」@若葉町WHARF(横浜)

12月3日に、「ゆめみるけんり」参加者が企画するイベントを、横浜で行います。
Facebookイベントページ:https://www.facebook.com/events/171751883406745/

文学×演劇=?


本を読む行為=読書は、基本的に一人でおこなうものですが、これをパブリックに開いたとき、いったい何が生まれるでしょうか。

『みなとの世界文学』は、文学と演劇とのあいだで、ブンガクの新しい読みかたを模索する試みです。俳優たちの力をかりて、ワークショップ形式で行います。多様な文化・価値観が混淆するみなと町=若葉町という場所とも対話をしながら、いくつかのアクティヴィティを通して、わたしたち読者が語り、表現するためのアクティヴな「読みかた」を探ってみませんか。

*当日は、「みなと」についてのテクストを何かひとつお持ちください。なにか本1冊でもいいですし、詩でも、歌でも、俳句でも、街で見つけたことばでも、子どもの頃に耳にしたお話でも。自己紹介やワークショップで使いたいと思います。

日時:12月3日(日)14時〜17時(予定)
場所:若葉町WHARF WHARF01
参加費:1000円
持ち物:「みなと」に関する本・テクスト1点(”本”には限りません)

★ご予約:goo.gl/SM1nj6
参加には、上のリンクからの予約が必要です。


2017年10月9日月曜日

【イベント情報】Language Beyond

ゆめみるけんりの周辺で、こんなイベントを企画しました!

本を読むこと、読むことをきっかけに新しい人たちと出会うこと、本についておしゃべりすること、自分や他のひとについて対話をかわし、ふかく知りあうこと……本/読むことがもたらす可能性に興味がある方の参加をお待ちしています。

Language Beyond:ブッククラブを企画しましょう
日時:10月28日(土)16時〜
参加費:無料
場所:あなたの公-差-転 (アクセス

★イベントのページはこちらです↓
http://kosaten.org/event/languagebeyond/


2017年9月14日木曜日

NEW ISSUE COMING!

お待たせしています。
現在、われわれは『ゆめみるけんり』vol.2を製作しています。
予告通り、特集は「わたしと、はたらくこと」。毎日わたしが煩わされている、この「はたらく」の正体はいったいなんなのか? こんな問いかけに、9の応答がなされました。
先駆けて、目次の一部を公開します(内容・掲載順序は、今後変更する可能性があります)。


『ゆめみるけんり』 vol.2
◆特集:わたしと、はたらくこと
・Copal Ildeaux「stay disconnected: 淀屋橋 7:30 am」
・藍屋奈々子「はじまるまえ」
・O・マンデリシュターム/葛西裕人「黒土」
・野中沙織「朝」
・E・ヘミングウェイ/堀池沙織「異国にて」
・砂漠で生きる「日曜日のコント」
・P・フロレンスキー/工藤佯「1937年、ソロフキ。最後の手紙」
・W・ホイットマン/倉畑雄太「奇跡」
・E・トマス/八木ひろ子「ザ・ミルウォーター」

◆特集2:アメリカの歌は、だれの歌?
・L・ヒューズ/Copal Ildeaux「詩二篇」
・西岡かれん「『たかが映画じゃないか』とヒッチコックは言った ——アメリカに留学して人種の問題について考えたこと——」

◆連載
・F・ペソア/藤田瑞都「船乗り――一幕の静劇(完)」
・N・フョードロフ/工藤佯「著作者の義務と、博物館=図書館の権利(1)」

Oil paintings by Copal Ildeaux


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Now the editing process of yumemirukenri vol.2 is on the go!
As announced beforehand, the next issue will be called: "I, working." What can be said about the "work" in which we are forced to engage everyday? — 9 authors have responded to the question. The temporary table of contents is as following. (contents may change)

yumemirukenri vol.2
◆Issue pt.1: I, working
- Copal Ildeaux “stay disconnected: 7:30 am at Yodoyabashi”
- Nanako Aiya “Far from Our Beginnings”
- Osip Mandelstam / Yuto Kasai “Чернозем (Chernozem)”
- Saori Nonaka “Good Morning”
- Ernest Hemingway / Saori Horiike “In Another Country”
- sabaku de ikiru “Conte du Dimanche”
- Pavel Florensky / Yoh Kudo “Solovki, 1937. The last letters.”
- Walt Whitman / Yuta Kurahata “Miracles”
- Edward Thomas / Hiroko Yagi “The Mill-Water”

◆Issue pt.2: “I hear America singing...”
- Langston Hughes / Copal Ildeaux “Two Poems”
- Karen Nishioka “‘It’s Only a Movie’: a Short Essay on My Stay in Princeton”

◆Serials
- Fernando Pessoa / Misato Fujita “O Marinheiro -2-”
- Nikolay Fyodorov “Author’s Responsibility and the Right of Library as a Museum -1-”

Oil paintings by Copal Ildeaux


ウズベキスタンでもひとははたらいていた(9/7、サマルカンド)

2017年6月10日土曜日

翻訳権スタディーズ

vol.1でロシアの思想家フョードロフの文章を訳しながら、著作権のことについて考えていました。

本文のなかで述べたように、著作者の死後50年とか70年にわたり著作物を独占できる状態に置くことの是非についてはいったんは留保するとして、日本で出版をするからには日本の著作権制度について勉強する必要があるでしょう。

そこで、文化庁の「著作権テキスト」(平成28年度版)というものを読んでみました。
★文化庁HPよりダウンロード可↓
http://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/kyozai.html(ページ中段)

以下、私が理解した限りでのメモです。(文中【§○】は、著作権法の条項番号)